なぐれ・なぐれむん・なぐれもん
【意味】
 道楽者・放蕩者・浮浪人
【由来/語源】
 「なぐれ」には、「横道にそれる」、「落ちぶれる」の意味があり、転義、転訛して、「道楽者」、「放蕩者」、「浮浪人」の意味になりました。また、昔は予備校がなく、宅浪だったために、家でゴロゴロして、タバコなどを覚えた浪人生を、「書生なぐれ」と、呼んでいたようです。
【用例】
 あのっさあは、定年前に辞めやったで、つっのしごっが、いっこみひからじ、なぐれもんなっ、生活保護をうけちょいよなふじゃんど。(彼の方は、定年前に辞められたので、次の仕事が、一向に見つからず、浮浪人になって、生活保護を受けているような風ですよ。)























































ななとこずし
【意味】
 七草粥
【由来/語源】
 由来は「ななとこ」+「ずし」。「ななとこ(七所)」は鹿児島の七草の風習です。親戚やご近所さんを7か所回って七草がゆを貰いにいきます。「ずし」は、「雑炊」の転訛で。「粥」の意味の鹿児島方言です。
【用例】
 ななとこずしゃ、七ヶ所よっか増えてんよしゅごあしと。ないごてかち言えば、七ヶ所までいすっと、「ないごて、おいげえせえな、きやらんたっどかい。みかぎちょらせんか?」ちゆ、こちなっといっもはんで。(七草粥は、七ヶ所よりも増えてもいいんです。なぜかと言うと、七ヶ所までにすると、「なぜ、うちには来られないんだろうか。見限ってるんじゃないか?」ということになるといけないからです。)