さしげた

意味

降雨用の高下駄。差歯下駄。

由来/語源

普通の下駄は、底をくりぬいた刳(く)り下駄ですが、高下駄は、台木に歯を差して高くしてあるので、「高下駄」と言います。雨が降る時に履く下駄は、「高下駄」、「差し下駄」、「雨下駄」と呼ばれます。

用例

差し下駄は、でい、はをさせたばっかいで、接着剤なんだつこちゃおらんたっが、こえだんべがふんでん、なんじゃいなか。(差し下駄は、台木に歯を差したばっかりで、接着剤などは使ってはいないんだけど、肥満体の人が履いても、何ともない。