ずな

意味

砂。

由来/語源

「砂」の静音化です。鹿児島方言では、静音の濁音化や、濁音の静音化が、見られ、一般的に神聖なもの、清浄なものは、静音化し、不浄なものは、濁音化する傾向があります。神社は、共通語では、「じんじゃ」ですが、鹿児島弁では、「じんしゃ」と、静音化します。その神社の境内に敷き詰めた白砂を「しらす」と言いますが、おにぎりを落として、砂が付いた場合は、「ずながかんくろた。」と言います。

用例

ずながちた。(砂がついた。)