かからんだご(くぁくぁらんだご)

意味

五月の節句に作る団子。

由来/語源

南九州には、植生の関係で、ほとんど柏の木がありません。柏餅の柏の葉の代わりに、サルトリイバラの葉で包みます。このサルトリイバラを「かから」と言い、かからの葉で包んだ団子だから、「かからんだご」と言います。

用例

端午ん節句は、あっまっとかからんだごち、決まっちょんさ。(端午の節句は、灰汁巻とかからん団子と決まっています。)