がんぎねずん

意味

老獪な人。したたかなヤツ。港湾労働者。

由来/語源

「雁木鼠」の転義、転訛です。「雁木」とは、船着場の石の階段状の構造物で、ここを棲み家とする鼠は、捕まえようとしても、石積みの隙間に逃げ込んで、捕まらないからです。また、港湾労働者の意味もありますが、これらは卑語ですので、使用は控えるべきです。

用例

がんぎねずんが、また、ひん逃げた。(したたかな奴が、また、逃げた。)