さだっ(さだっぢゃめ)(さだっの雨)

意味

夕立。にわか雨。

由来/語源

由来は「田の神さまが立ちあがり恵みの雨を降らせること」です。「さだち」の「さ」は「田んぼに関する作業」のこと。「だち」は「立ち上がる」という意味です。※早立(さだち)説もあります。「さだっじゃめは、片袖濡れて、片袖濡れない」と言い、さっと、限定的に降る雨だからです。天草地方には、「さだちは、馬の背中を分ける。」ということわざもあります。

用例

早くしないと「さだっ」が来るがよー。

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