しおとと(しおてちょ)

意味

昔、色黒で頑強な塩売り商人に、子供が元気に育つように、形式的な養い親になってもらう、その養い親。

由来/語源

「塩父(しおとと)」の転訛です。

用例

むかしゃ、一粒種のたしなか子が、元気い育っごっ、しおととい、やしね親いなっもろ、また、名付けをしっもろもんじゃった。(昔は、一粒種の大切な子供が、元気に育つように、塩売り商人に養い親になってもらい、また、名前を付けてもらうものでした。)