ずたぶくろ

意味

死者の首に掛けて、三途の川の渡し賃を入れておく袋。

由来/語源

「頭陀袋」の転義、転訛です。原義は、修行僧が托鉢をする時に、いただき物を入れておく袋。死者の首に下げる袋を言うのは、これから仏教修行の旅に出掛けるということから。

用例

ずたぶくろに、三途ん川ん渡し賃を入れっあぐい。(頭陀袋に、三途の川の渡し賃を入れてあげる。)