ななとこずし

意味

七草粥。

由来/語源

由来は「ななとこ」+「ずし」。「ななとこ(七所)」は鹿児島の七草の風習です。親戚やご近所さんを7か所回って七草がゆを貰いにいきます。「ずし」は、「雑炊」の転訛で。「粥」の意味の鹿児島方言です。

用例

ななとこずしゃ、七ヶ所よっか増えてんよしゅごあしと。ないごてかち言えば、七ヶ所までいすっと、「ないごて、おいげえせえな、きやらんたっどかい。みかぎちょらせんか?」ちゆ、こちなっといっもはんで。(七草粥は、七ヶ所よりも増えてもいいんです。なぜかと言うと、七ヶ所までにすると、「なぜ、うちには来られないんだろうか。見限ってるんじゃないか?」ということになるといけないからです。)