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鹿 児 島 弁 ネ ッ ト 辞 典 「わっぜか」

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  2. 「め」から始まる鹿児島弁

め
【意味】
 舞
【由来/語源】
 「舞」の転訛です。
【用例】
 きいきいめ(きりきり舞い)、ししめ(獅子舞)

め
【意味】
 間(ま・あいだ)
【由来/語源】
 「間に」の転訛です。
【用例】
 いっのめしたとや?(いつの間にしたの?)

め
【意味】
 ~まい・打消しの推量の意を表す
【由来/語源】
 「まい」の転訛です。
【用例】
 よか天気じゃっで、いやなこて雨は降いめ。(いい天気だから、よもや雨は降るまい。)

め
【意味】
 ~みろ
【由来/語源】
 「見ろ」の転訛です。
【用例】
 あんこをめ。こんさんけ、半ズボンを履いちょらお。(あの子を見ろ。この寒さに、半ズボンを履いているよ。)

めあがい・めあがっ
【意味】
 舞い上がる
【由来/語源】
 「舞い上がる」の転訛です。
【用例】
 うれしゅして、めあがいそなあんべがしもんが。(嬉しくて、舞い上がりそうな気分がします。)

めあさ・めいあさ・めえあさ
【意味】
 毎朝
【由来/語源】
 「毎朝」の転訛です。
【用例】
 めあさ、いんの散歩をしかたじゃんさ。(毎朝、犬の散歩をしています。)

めい
【意味】
 参り・参る
【由来/語源】
 「参り」、「参る」の転訛です。
【用例】
 はかめい、行たっ来もした。(墓参りに行って来ました。)

めいくん・めいこん
【意味】
 めり込む
【由来/語源】
 「めり込む」の転訛です。
【用例】
 ぴがたっ、うっちぇっいたや、にきめいくん、いせいたっ、とっもろた。(棘が刺さって、放って置いたら、肉にめり込んで、病院に行って、取ってもらった。)

めいとし・めえとし
【意味】
 毎年
【由来/語源】
 「毎年」の転訛です。
【用例】
 あたいがうけきいじゃんで、めえとしすいこちゃ決まっおんさ。(私が全部受け持っているので、毎年することは決まっています。)

めいばん・めえばん
【意味】
 毎晩
【由来/語源】
 「毎晩」の転訛です。
【用例】
 365日、めいばん、だいやめをしもんど。(365日、毎晩、晩酌をしますよ。)

めいもっ
【意味】
 名目
【由来/語源】
 「名目」の転訛です。
【用例】
 ゆえんめいもっで、しゅちゅがのんがなっ、よかしたなあ。(お祝いの名目で、焼酎を飲めてよかったですねー。)

めいやぐい・めいやぐっ
【意味】
 来る、行くの謙譲語
【由来/語源】
 「参り上げる」の転訛です。
【用例】
 あたいかあめいやぐいもんで。(私からお伺いいたしますので。)

めいやっ・めいわっ
【意味】
 迷惑
【由来/語源】
 「めいわっ」の転訛です。
【用例】
 人様いめいわっをかけんごっ、しなれたこちゃ、きちんときちん、しっいかんな、いかんよ。(人様に迷惑を掛けないように、し慣れたことは、きちんきちんとして、生活していかないといけないよ。)

めうつい
【意味】
 目移り
【由来/語源】
 「目移り」の転訛です。
【用例】
 めうついがしっ、きめがならんなあー。(目移りがして、決めがならないらなあー。」

めえつっ
【意味】
 毎月
【由来/語源】
 「毎月」の転訛です。
【用例】
 めえつっのはれは、二週間でひっつこ、こんにっぐらすしかたじゃ。(毎月の給料は、二週間で使い果たし、その日暮らしをしているところだ。)

めえど
【意味】
 毎度
【由来/語源】
 「毎度」の転訛です。
【用例】
 めえどんこっじゃんで、わかっおんが。(毎度のことなので、分かっていますよ。)

めえとし
【意味】
 毎年
【由来/語源】
 「毎年」の転訛です。
【用例】
 めえとし、きやっ。(毎年、来られる。)

めえにっ
【意味】
 毎日
【由来/語源】
 「毎日」の転訛です。
【用例】
 めえにっ、なんなんさんをおがん。(毎日、お仏壇を拝む。)

めえばん・めばん
【意味】
 毎晩
【由来/語源】
 「毎晩」の転訛です。
【用例】
 めばん、だいやめをしかたじゃんさ。(毎晩、晩酌をしています。)

めかかい・めかかっ
【意味】
 見かける
【由来/語源】
 「見掛かる」の転訛です。
【用例】
 こんごら、ほねつっどんが、ゆ、めかかんどなあー。(最近は、整骨院をよく見かけますよねー。)

めくい・めくっ
【意味】
 捲る
【由来/語源】
 「捲る」の転訛です。
【用例】
 こよんのめくい。(暦を捲る。)

めぐいぼ
【意味】
 連枷・唐竿・くるり棒
【由来/語源】
 「廻り棒」の転訛です。
【用例】
 でっといは、めぐいぼで、はたっ、でっまめをといもんじゃした。(大豆の収穫は、唐竿で叩いて、大豆を取るものでした。)

めぐいよ
【意味】
 巡り合う
【由来/語源】
 「巡り合う」の転訛です。
【用例】
 ひょかっ、どしとめぐいよ。(ひょっこり、友達と巡り合った。)

めくっ
【意味】
 夢中になる
【由来/語源】
 「捲る」の転義、転訛です。
【用例】
 

めくん
【意味】
 舞い込む
【由来/語源】
 「舞い込む」の転訛です。
【用例】
 すだてがんが、めくん。(奇妙な手紙が舞い込む。)

めくん
【意味】
 迷い込む
【由来/語源】
 「迷い込む」の転訛です。
【用例】
 めくんだ、まぐれ猫を世話すい。(迷い込んだ、野良猫を世話する。)

めげ
【意味】
 眉毛
【由来/語源】
 由来は「め」+「毛(げ)」です。「め」は「眉」が訛ったことばです。
【用例】
 めげをけたよないんな、おかしむぜつらをしちょんど。(眉毛を描いたような犬は、どこか愛嬌のある顔をしてるよ。)

めご
【意味】
 竹などで編んだ目の粗い籠・茶碗笊
【由来/語源】
 漢字で書くと「目籠」になります。
【用例】
 ゆのん茶碗をめごい、なえおっ。(湯飲み茶碗を、茶碗籠にしまっておく。)

めざむい・めざむっ
【意味】
 目覚める
【由来/語源】
 「目覚むる」の転訛です。
【用例】
 ゴルフい行っ日は、朝はよからめざむい。(ゴルフに行く日は、朝早くから目覚める。)

めし
【意味】
 お世辞・愛想
【由来/語源】
 由来は「売僧(まいす)」が訛ったことばです。もともとは「仏法をもとに金品を不当に得る僧侶」のことで意味が変わって「お世辞」のことを言うようになりました。
【用例】
 めしゅとっ。(おべっかを使う。)

めじい
【意味】
 目尻
【由来/語源】
 「目尻」の転訛です。
【用例】
 めじいのしわは、かくせもはん。(目尻のシワは隠せません。)

めしげ
【意味】
 杓文字(しゃもじ)
【由来/語源】
 「飯匙(めしがい)」の転訛です。
【用例】
 体菜んこつ、「めしげな」ちゅた、葉っぱが、めしげい似ちょっでじゃんど。(体菜のことを、「めしげな」と言うのは、葉っぱが、飯匙に似ているからだよ。)

めしつっ
【意味】
 飯粒
【由来/語源】
 「飯粒」の転訛です。
【用例】
 めしつっが、ふて、ちちょんど。(ご飯粒が、ほっぺたに付いていますよ。)

めしゅとい・めしゅとっ・めすとい・めすとっ
【意味】
 機嫌をとる・お世辞を言う
【由来/語源】
 「売僧(まいす)を取る」のてんかです。
【用例】
 せんせん、めしゅとっ。(先生のご機嫌を取る。)

めずらし
【意味】
 珍しい
【由来/語源】
 「珍しい」の転訛です。
【用例】
 こんた、めずらしもんじゃらしもはんけな?(これは、珍しい物じゃないでしょうか?)

めだっ
【意味】
 芽が出る
【由来/語源】
 「芽立つ」の転訛です。
【用例】
 ことしゃ、茶のめだっが、よすごあした。(今年は、茶の芽立ちが、よかったです。)

めだっ
【意味】
 目立つ
【由来/語源】
 「目立つ」の転訛です。
【用例】
 あっがはえかで、うんどかいでな、めだっおした。(足が速いから、運動会では、目立っていました。)

めだれ
【意味】
 腰巻・おこし
【由来/語源】
 「前垂れ」の転訛です。
【用例】
 さみないもしたで、おばっさんに、ネイのめだれをこてあげもはんなら。(寒くなったので、お祖母さんに、ネルの腰巻を買ってあげましょう。)

めだれ
【意味】
 前垂れ・前掛け
【由来/語源】
 「前垂れ」の転訛です。
【用例】
 「しんめ」ちゅた、にかめだれをかけちょっで、ゆたんど。(「新人」と言うのは、新しい前掛けを掛けているから、言うんですよ。)

めちっ
【意味】
 まとわりつく・くっつく
【由来/語源】
 「巻き付く」の転義、転訛です。
【用例】
 こんいんな、しいぼをふっ、めちかお。むぜもんじゃ。(この犬は、尻尾を振って、纏わりついてくるよ。可愛いもんだ。)

めちっ・めつっ
【意味】
 毎月
【由来/語源】
 「毎月」の転訛です。
【用例】
 めちっ、がっがっはるわんな、ひとかあわろわるっど。(毎月、キチンと払わないと、人から笑われるぞ。)

めっ
【意味】
 撒く
【由来/語源】
 「撒く」の転訛です。
【用例】
 朝顔ん種をいつすっ、めた。(朝顔の種を5粒、撒いた。)

めっ
【意味】
 参る
【由来/語源】
 「参る」の転訛です。
【用例】
 ごうかっ祈願に、うめがふっのお観音さあい、めっ。(合格祈願に、梅ケ渕観音に参る。)

めっさあめい
【意味】
 妙円寺詣り
【由来/語源】
 由来は「めっさあ」+「めい」です。「めっさあ」は「妙円寺様(みょうえんじさま)」が訛ったことば。「めい」は「詣り」が訛ったことばです。 妙円寺様は、島津義弘公の戒名に由来します。
【用例】
 めっさあめいが、済んだとか、いっき、冬支度っじゃなあー。(妙円寺詣りが済んだ時は、すぐに冬支度だよねー。)

めつっ
【意味】
 目付き
【由来/語源】
 「目付き」の転訛です。
【用例】
 手配写真を見っと、めつっがわいごちゃ。(指名手配写真を見ると、めつきが悪いようだ。)

めっつ・めんつ・めん
【意味】
 雌
【由来/語源】
 「めっ」・「めん」は、「雌」の意味、「つ」は、接尾語です。
【用例】
 おんつな、めんつな?(雄ですか、雌ですか?)

めって
【意味】
 滅多に
【由来/語源】
 「滅多に」が訛ったことばです。 
【用例】
 こげなこっつぁ めってなござらん めってござれば からだもたまらんさ。(こんな事って、滅多にありません。滅多にあれば、体が持ちませんよ。 

めつら
【意味】
 とんと
【由来/語源】
 
【用例】
 こんごら、めつらきやれんが、いけんしちょいやっどかい。(最近は、とんて、来られないけど、どうしていらっしゃるかな。)

めつん
【意味】
 摘心
【由来/語源】
 「芽摘み」の転訛です。
【用例】
 よかか花がさっごっ、めつんをすっ。(いい花が咲くように、摘心をする。)

めで
【意味】
 名代
【由来/語源】
 「名代」の転訛です。
【用例】
 おやっが、めでで、まかいもした。(父の名代で、伺いました。)

めでたか・めでて
【意味】
 目出度い
【由来/語源】
 「目出度い」の転訛です。
【用例】
 よか縁が結ばれっ、めでてこっじゃした。(良縁が結ばれて、めでたい事でした。)

めとし
【意味】
 毎年
【由来/語源】
 「毎年」の転訛です。
【用例】
 あたはんだ、めとし、どうねんこをしもんど。(私達は、毎年、同窓会をしますよ。)

めにっ
【意味】
 命日
【由来/語源】
 「命日」の転訛です。
【用例】
 きゅは、おやっのめにっじゃったねー。すたっ、けわすれおった。(今日は、親父の命日だったねー。すっかり、忘れてた。)

めにっ
【意味】
 毎日
【由来/語源】
 「毎日」の転訛です。
【用例】
 めにっ、でいかたじゃすと。(毎日、仕事に行っています。)

めのこ
【意味】
 姪
【由来/語源】
 「姪の子」の転訛です。
【用例】
 めのこんごせんけい呼ばれおっで、びんたつんけいたっこんなら。(姪っ子の結婚式に呼ばれているので、散髪に行って来よう。)

めのこ
【意味】
 目算・概算
【由来/語源】
 「目の子」の転義です。
【用例】
 どしこばっかいかかっもんな?めのこでよかんで、いっかせたもんせ。(どのぐらいかかるものですか?概算でいいので、教えて下さい。)

めのしょがっ
【意味】
 目の保養
【由来/語源】
 「目の正月」の転義です。
【用例】
 きりっめ、もみっがいいたっきもしてや、めのしょがちないもした。(霧島に、紅葉狩りに行って来ましたら、目の保養になりました。)

めのもっ
【意味】
 榎の木の枝に小さく刻んだ餅を刺したもの・餅花
【由来/語源】
 「繭の餅」の転訛です。
【用例】
 米んめのもちゃ、銀、粟んめのもちゃ、金ちゅて、弥栄をいのいもんじゃっと。(米の餅は銀、粟の餅は金と言って、家の繁栄を祈るものなんだよ。)

めばい
【意味】
 目張り・障子の修繕
【由来/語源】
 「目張り」の転訛です。
【用例】
 めばいで、はなもよんふせをすい。(障子の目張りで、花模様の継ぎ当てをする。)

めはい・めはいか・めはり
【意味】
 まぶしい・眩しい
【由来/語源】
 「眩(まばゆ)し」の転訛です。
【用例】
 対向車んライトが、めはい。(対向車のライトが眩しい。)

めばん
【意味】
 毎晩
【由来/語源】
 「毎晩」の転訛です。
【用例】
 めばん、だいやめをすっ。(毎晩、晩酌をする。)

めめじょ・めめぞ・めめんじろ・めめし
【意味】
 ミミズ・蚯蚓
【由来/語源】
 「ミミズ」の転訛です。「じょ」は、接尾語。
【用例】
 めめじょい、しべんぬひっかくんなよ。(ミミズに小便をひっかけるなよ。)

めもどっ
【意味】
 舞い戻る
【由来/語源】
 「舞い戻る」の転訛です。
【用例】
 おさかい行ったどん、また、めもどっちょいやんど。(大阪に行ったけど。また、舞い戻っておられますよ。)

めやし
【意味】
 たやすい・容易である
【由来/語源】
 古語「目安し」の転義、転訛です。
【用例】
 そしこどま、めやしこっじゃ。(そのくらいは、容易いものだ、)

めやん・めやんめ
【意味】
 目の病気
【由来/語源】
 「目病み」の転訛です。
【用例】
 めやんで、めいしゃがよいじゃ。(眼病で、眼科通いだ。)

めわっ
【意味】
 迷惑
【由来/語源】
 「迷惑」の転訛です。
【用例】
 ひとさあい、めわっをかけちゃならんち、おばっさんの、いやいごした。(人様に迷惑を掛けてはならないと、お祖母さんが言っておられました。)

めをおとす
【意味】
 死ぬ・永眠する
【由来/語源】
 「目を落とす」の転訛です。
【用例】
 きとっじゃいやしたどん、孫ん子がずるっ、もどっきっかあ、めをおとしやした。(危篤であられたけど、孫が全員戻って来てから、亡くなられました。)

めをみでっ
【意味】
 目を剥く
【由来/語源】
 「目を剥き出す」の転訛です。
【用例】
 なんちゅこっかよち、めをみっでっ、はらかっ。(なんということか、と、目を剥き出して、腹を立てる。)

めん
【意味】
 妖怪・お化け
【由来/語源】
 「面」の転義です。
【用例】
 きかんぼいな、「めんがくっよ。」ち、びびらすいもんじゃした。(悪戯坊主には、「お化けが来るよ。」と、びびらせるものでした。」

めんで
【意味】
 〜みましょう
【由来/語源】
 鹿児島方言の表現です。 
【用例】
 あたいが、行たっめんで。(私が行ってみましょう。 

めんで・めんどか
【意味】
 面倒な・面倒くさい
【由来/語源】
 「面倒」が訛ったことばです。 
【用例】
 まこて、めんでこちひんなったが。(本当に、面倒なことになってしまったよ。 

めんどん
【意味】
 お化け・どぎつい厚化粧
【由来/語源】
 「面殿」の転義、転訛です。
【用例】
 ぬいたくっ、めんどんのごた、けしょをしいちょっ。(塗りまくって、お化けのような化粧をしている。)

めんぶっ・めんぼっ・めんもっ
【意味】
 面目
【由来/語源】
 「面目」の転訛です。
【用例】
 めんぶっが、ね。(面目がない。)

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