てこね
【意味】
 貴重な・勿体ない・惜しい
【由来/語源】
 「手児奈(てこな)」より。昔々、今から1300年ほど前に、下総国の真間(現在の千葉県市川市真間)に、それはそれは美しい、手児奈さんという女性が住んでいました。手児奈さんは、数多くの男性から求婚され、一人の人と結婚すれば、他の多くの男性を悲しませてしまうと、それを義理立てに入水されました。世の人達は、「本当に惜しいことをした。」と嘆き悲しみ、惜しいという意味の「てこね」という言葉が生まれました。名前をそのまま使った「てこなか」という言い方もあります。万葉集に、山部赤人や高橋虫麻呂が詠んだ歌が残されています。 
【用例】
 てこねかんどん、うっせもはんなら。(もったいないですけど、捨てましょうね。)